去る3月4日に、イギリスBBCが子供達に無料配布を開始したmicro:bitの互換機chibi:bitの入門を行いました。初めての試みだったので、とりあえず搭載センサーを一通り使う方針で行いました。「2時間じゃ4作品ぐらいで時間になるんじゃないかなー」という予測の元スタートしたのですが、終わってみると5作品も作成してしまい、最後は時間が余る状況でした。この手のハンズオンをすると必ず何か想定外の事が発生するのですが、chibi:bitは本当に教育現場の事をよく考えたデバイスだと思う次第です。
子供達が2時間の中で作った作品は以下の通りです。
- LEDで遊ぼう!
- LEDですきな絵をえがき、Aボタンで点とう、Bボタンで消とうするプログラムをつくりました
- 音であそぼう!
- 明るさセンサーを使いテルミン風の楽器を作りました
- Aボタンをおすと音が出て、手をかざすと音程が変わる装置をつくりました
- パンチカウンター
- パンチをした回数を数えるカウンターを作り、みんなでガトリング(?)大会になりました
- ワイヤレスで温度を調べよう
- 2人ペアになっておたがいの温度をひょうじするシステムをつくりました
- 外の温度を測定してみたり、体の温度を測定してみたりして遊びました
- たからさがし(フォックスハンティング)
- 2つのグループに分かれて、宝探しを行いました
- 1つのchibi:bitをおたから用(はっしんき)にして、さきにおたからを見つけたチームを勝ちとしました
- この時のBLEの電波強度を最小(1)にしたのですが、見通しだと5~10m程度で反応する事がわかりました
- お借りした会場(南守谷児童センター)を舞台としたフォックスハンティングは、盛況のうちに終わりました
この時につかったドキュメントはこちら
時間が許せば夏休みの自由研究向けにまた開催できたらと思っています。